Perfix Resin Capsule

安心のダブル溶閉タイプ

主剤

ビス系不飽和ポリエステル樹脂常温での硬化速度が速く、また硬化の安定した不飽和ポリエステル樹脂を採用しており、またこの中でも最高ランクに位置するビス系不飽和ポリエステル樹脂を使用することにより、耐久性・性能とも優れたアンカーシステムが確立されます。

ガラス外管

樹脂の長期保存安定性を考慮して茶褐色にしてあります。
施工時にこのガラス管は粉々に粉砕され、骨材の一部となります。

専用キャップ

上向き施工時にカプセルを挿入しても落下しません。

硬化促進剤

透明ガラス管の中に微粉末の硬化促進剤を収容しています。
このガラス管も外管同様溶閉しています。

骨材

天然の石英を使用しており、施工時の打込み抵抗が少なく、作業が容易に行えます。
この骨材は施工時に粉々に砕かれ細骨材になりますが、その過程において穿孔したコンクリート壁面に樹脂がより食い込むような目荒らしをする作用、樹脂をコンクリート壁面に塗りつける作用等大きな役割をしています

最高ランクの樹脂を使用

主剤には不飽和ポリエステル樹脂の中でも、最高ランクに位置するビス系不飽和ポリエステル樹脂を使用しています。 耐久性に非常に優れ、硬化物の物性値は他に較べ全て高い値を示します。

製品寸法

特注サイズ

硬化時間の目安

施工方法

アンカー筋の形状

使用するアンカー筋は全ねじボルト、異形鉄筋で、埋込側先端を斜め45°カットしたものを使用して下さい。

注意事項

  • 樹脂が皮膚に付瘤した場合は、稀に炎症を起こすことがありますので、速やかに取り除き石鹸で洗浄して下さい。
  • 万一樹脂が目に入った場合は、直ちに水で十分に洗い流し、直ちに医師の診察を受けて下さい。
  • 施工後の溢れた樹脂には破砕したガラス管が混入しています。除去する場合はケレン等を使用して行って下さい。
  • 上項を防止するためにも必す保護具・保護眼鏡等着用の上、施工を行って下さい。
  • カプセルは冷暗所に保管して下さい。特にカプセルは高温場所、紫外線を嫌います。施工直前でも直射日光に当てないで下さい。また、真夏の車内に放置しないで下さい。
  • カプセルを火気に近づけないで下さい。
  • 孔内にカプセルを挿入する前に樹脂に流動性があるか確認して下さい。使用期限内でも樹脂の流動性がない場合は使用できません。
  • 施工方法・施工仕様は必す順守して下さい。守らないと、場合によっては性能が著しく低下することがあります。
  • 使用するコンクリートは、健全なものを使用して下さい。ひび割れ、ジャンカ等の影醤により性能が低下することがありますので注意して下さい。
  • 使用目的に応じて安全率を考慮して下さい。

各種仕様・試験データ

国土交通省指定書

製品安全データシート(SDS)